塩化アルミニウム液で手汗を止める方法と効果

塩化アルミニウム液で手汗を止める方法と効果

塩化アルミニウム液で手汗を止める方法と効果

多汗症による手汗で悩んでいる人の治療法として、「塩化アルミニウム液」による治療法があります。入手も比較的容易で、効果を実感できる人も多いため、軽度の手掌多汗症の方には最初におすすめしたい対策です。

今回は、塩化アルミニウム液で手汗を止める方法とその効果について詳しくみていきましょう。

塩化アルミニウム液とは/入手方法

「塩化アルミニウム」というとあまり聞き慣れないかもしれませんが、実はかなり昔からその制汗作用が認められており、広く使用されてきたものです。市販されている制汗剤のメイン成分としても使われており、手のひらに塗布する事で手汗を止める効果が期待できます。

塩化アルミニウム液の入手は、病院で処方してもらう他、市販の「テノール液」「オドレミン」といった商品を購入する方法もあります。ただし、市販品は塩化アルミニウムの濃度が低く、効果が感じられないケースも多いため注意が必要です

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塩化アルミニウム濃度の高い市販品としては、「デトランスα」があります。

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また、塩化アルミニウムを大きな薬局などで入手して自作する方法もありますが、精製水で20%以下の濃度に薄めて使用する必要があります。自己流で使用すると皮膚トラブルの原因にもなるため、できるだけ病院で処方を受け、使い方の説明を受けた上で使用するようにしましょう。(塩化アルミニウム液は健康保険の適用外となるため、病院で出してもらう際は自費扱いになります)。

塩化アルミニウム液の効果

塩化アルミニウムは塗った部分の汗腺を塞ぐ効果があるため、汗を抑えることに直接効果を発揮します。通常、手の表面に塗る薬剤は、手を洗ったりお風呂に入る事でその成分が流れ落ちてしまいます。しかし、塩化アルミニウム液は汗腺に成分が溜まるため、簡単に落ちることがなく、ある程度効果が長続きするのも特徴です。

手汗を止める方法としてミョウバンや重層などもよく用いられますが、塩化アルミニウム液はこれらの方法よりも更に高い効果が期待できるといえます。

塩化アルミニウム液で手汗を止める方法

塩化アルミニウム液を使って手汗を止める方法は次の通りです。

    ① 夜寝る前に手のひら全体に塗布する
    ② 翌朝に石鹸などを使って洗い流す
    ③ これを毎日繰り返す

行う事はこれだけです。これを繰り返す事で早ければ数日~一週間ほどで、大半の人が効果を実感できます。また、より効果を強く出したい場合は、手のひらに塗布した後ラップや手袋などで密封する「密封療法」を行うと、より手に塩化アルミニウム液の成分が浸透しやすくなります。

塩化アルミニウム液で手汗を止める方法


効果が現れ始めたら5日~10日程度は手汗を止める効果が持続します。しかし、この効果持続期間は個人差が大きいので、効果を感じたら一度使用を中止し、どのくらい効果が持続するか観察してみましょう。自分の効果持続期間を把握できたら、肌への負担を減らすため、そのペースで間隔を開けて使用するのが良いでしょう。

塩化アルミニウム液使用上の注意点

塩化アルミニウム液の使い方は非常に簡単で、手汗を止める効果も高いのですが、使用する上で気をつけたい点がいくつかあります。

まず、必ず夜寝る前に使用するというのがポイントです。寝ている時は副交感神経が働き、汗腺の働きが鈍るために汗が出にくい状態となりますので、より塩化アルミニウム液の効果が高くなります。逆に言うと、汗をかいている時や入浴後などは発汗のため効果が落ちるので使用を避けましょう。

また、塩化アルミニウム液の濃度が高すぎたり長時間使用していると、皮膚が炎症を起こし、かゆみやヒリヒリするなどの肌トラブルの原因となります。翌朝には忘れずに洗い流しましょう。

一度試してみる価値アリ

塩化アルミニウム液の汗を抑える効果は以前から知られており、古くから使われてきた方法です。ただし、その効果は一時的で、継続的に使用し続ける必要があります。逆に言えば、使用を中止して効果が切れればまた手汗が復活するという事です。

「一度使用して効果を実感した後は手放せなくなる」という人も多く、塩化アルミニウム液を使った手汗を止める方法は、十分に試してみる価値のある治療法といえるでしょう。