私の手汗の悩み | 彼氏に「手汗がベチャベチャ」と言われた経験

私の手汗の悩み | 彼氏に「手汗がベチャベチャ」と言われた経験

私の手汗の悩み | 彼氏に「手汗がベチャベチャ」と言われた経験

 S.Nさん(女性)、22歳、女子大生 

手汗に気付いたきっかけ

私が手汗に気付いたのは、小学校 3年生頃、吹奏楽クラブに入部した頃でした。当時私は、吹奏楽クラブでパーカッションをやっていて、日々太鼓を叩くためのスティックを持ち、機嫌良く練習していました。

そんなある日、パーカッションをやっている子たちでスティックの裏にマニキュアを塗って、かわいくしよう、というイベントが企画され、音楽室に集合しました。そして各自お気に入りのマニキュアを使ってスティックにペイントしようと、ケースからスティックを取り出しました。すると、私のスティックだけ木の一部が変色し、濃い茶色になっているのです。誰もそのことが気にならなかったのか、見て見ぬ振りをしてくれたのかわかりませんが、幸い特に指摘されることもなくその会は終了しました。ただ、それ以降、私は自分の手汗を自覚し、悩む様になりました。

恥ずかしいだけじゃない、手汗の症状

手汗を自覚して以来、その症状が気になり、悩むようになりました。人と違うことだし、「汗」という汚ないイメージのある症状なので、誰にもばれたくありませんでした。

吹奏楽でのパーカッションの練習はもちろん少し憂鬱になったし、教えたり教えてもらったりする時にも、相手と同じスティックを使わずにいちいち自分のスティックを使っていたため、変に思われているんじゃないかな、と悩んだりしました。

他にも、ノートを書いている時に紙が濡れて鉛筆で書き辛いので困りました。体育の時のマット運動、鉄棒は、器具に手汗の跡が付くので、地獄でした。また、テストの時は、精神的にも、物理的にも困りました。テストの時は緊張するため、いつも以上に手汗が増え、ひどい時には答案用紙が破れてしまったこともありました。

このように、恥ずかしいだけではなく、物理的に困ることもあり、私の手汗の悩みは尽きませんでした…。

今までで一番手汗が嫌いになった出来事

そんな私も高校生になり、思春期真っ只中で、彼氏ができました。そこでさらに深刻になったのが、手汗の悩み。「彼氏にばれないだろうか」「もしばれた時に引かれるのではないだろうか」「手をつないだ時にどう思われるのだろうか」…悩めば悩むほど手汗の量が増えている気がしました。

ばれない様にそわそわしながら一緒にいたある日、手をつなぐことになりました。内心は普通のドキドキだけではなく、「手汗がばれたらどうしよう」というドキドキ、そしてそのドキドキに比例して増える手汗。そして、手汗でベタベタの手をつないだのに手汗のことに触れてこない彼。私の不安は増し、さらに手汗が増えていったことを覚えています。

そして付き合いも長くなってきた頃、その時のことを聞く機会があり、「あの時、手の汗…私めっちゃかいてなかった?」と聞いてみました。そしたら彼は、こう言いました。「すっごいベチャベチャだった!」。思春期まっただ中の私は、未来が一瞬にして暗黒色に染まったような気持ちになりました。それ以降、余計に手汗を気にするようになったのは言うまでもありません。

今まで行ってきた対策と不安

そんな私はもちろん、手汗を止める方法に興味を持ち、試してみました。例えば、スプレー型の制汗剤。手が凍るかと思うくらい振りかけてみたこともありますが、効果は全く感じられませんでした。むしろ、手に意識が集中するせいか、いつもよりも汗の量が増えた気がしました。

ウェットティッシュ型の制汗剤でも同じでした。手をふくと一瞬サッパリして良いのですが、サラっとする感覚を感じる前に、ジトっと汗が出てきてすぐにベタベタになりました。

また、巷で手汗に効果があるという塩化アルミニウム液を試してみたこともありますが、やはり効果は感じられませんでした。手につけた後に乾燥してくると、少し手のひらの肌が張った感じがして、「このまま汗腺が栓がって手汗が出なくなるのではないか」とワクワクするのですが、ワクワクした瞬間、神経が高ぶったのか、ジワっと手汗が出てきました。

現在では諦めモードに入っており、やっている対策といえば、なるべくハンカチを常備してすぐに手汗を拭けるようにしている程度です。もちろん、拭いたそばから手汗は出てきます。対策も分からず、これが一生続くのかと思うとうんざりしてしまいます。このように、私にとって手汗は、本当に深刻な悩みなのです。