手術以外で手汗を止める! 自分で治す対処方法

手術以外で手汗を止める!自分で治す対処方法

手術以外で手汗を止める! 自分で治す対処方法

手汗が多い「手掌多汗症」に悩む人は多くいます。一番確実な対処方法は手術ですが、費用や副作用の問題もありますので、できるだけ自力で治したいものです。

今回は、手術以外で手汗を治す対処方法についてまとめます。

手汗の原因

手汗の原因は人によって様々ですが、例えば次のようなものが挙げられます。

1.手掌多汗症

手汗が異常に多く出る「手掌多汗症」は、先天的なもの(原発性多汗症)であることが多いですが、病気などが原因のタイプ(続発性多汗症)の場合もあります。

汗が多く出る原因となる病気としては、糖尿病や急性リウマチ、そしてバセドー病などがあります。何かしらの病気による多汗症の場合には、通常の多汗症の治療ではなく、根本的な原因となっている病気の治療を行っていく必要があります。

2.精神的要因

手汗をかく人に特に多い原因が精神的な要因によるものです。不安や緊張が精神的なストレスとなり、交感神経を刺激します。こうした原因で手汗が止まらない場合は、カウンセリングや心理療法などによる治療を行うのが一般的です。

3.生活習慣の乱れ

栄養価の偏った食事や運動不足、不規則な睡眠時間など、生活習慣の乱れが手汗の原因になることがあります。生活習慣の乱れによって自律神経のバランスが崩れると、交感神経が強く働き、手汗が多く出る原因となることがあります。

4.ホルモンバランスの乱れ

最後に、ホルモンバランスの乱れが原因となる場合もあります。特に女性は更年期障害や妊娠、月経などによってホルモンバランスが乱れ、結果として自律神経の乱れにつながることがあります。

ETS手術による治療のリスク

手掌多汗症による手汗を止めるためにはETS手術を行うのが最も確実な方法ですが、手術には副作用が伴います。手の汗が止まったとしても、胸や背中、太ももなどといった別の場所から汗をかくようになる「代償性発汗」というものです。

ETS手術のリスクと手汗を自分で治す対処方法

そうしたリスクから、いきなり手術を行うことはせず、副作用の少ないイオントフォレーシス療法などから試していくのが普通です。

手術以外で手汗を止める方法

上述した副作用のリスクや費用などの面から、できれば手術以外で手汗の対策をしたい方が多いと思います。ここでは、「自分で手汗を治す対処方法」について紹介します。

1.制汗剤

手軽な方法として、制汗剤による対策があげられます。

手汗用の制汗剤にはパウダータイプやジェルタイプなどがあり、塗布した瞬間から効果を発揮してくれます。それによって精神的な焦りや不安も除去できますし、一時的な対処法としては非常に効率的です。

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2.いざという時のリラックス方法を決めておく

精神性発汗であれば気にしないことが一番よい対策ではありますが、どうしても手汗は気になってしまうものですし、一度手汗を意識してしまうとさらに強く意識しまうことになりがちです。こういった精神性発汗については、カウンセリングや心理療法によって対策を行う他に、「いざという時に自分でリラックスできる方法」を探しておくと良いでしょう。

例えば、深呼吸や伸びをする、鎮静作用のあるハーブティーなどで、自律神経をリラックスさせるなどといったことでも構いません。

3.ツボ押し

ツボを押すことで手汗の抑制を行います。合谷(ごうこく)という人差し指と親指の付け根部分をゆっくりと押していきます。ツボ押しは自宅にかぎらず職場でもどこでも手軽に行うことができるのでぜひ活用してください。

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4.生活習慣の改善

上述した「生活習慣の乱れ」を見直すことで、手汗が改善する場合もあります。食事については、納豆や豆乳など、イソフラボンを多く含む食品を摂取することを心がけると良いでしょう。イソフラボンは女性ホルモンに似た働きがありますので、発汗の抑制に効果があるとされています。

手汗だけではない多汗症

多汗症の人は手だけではなく、脇の下や足の裏など複数の部位に汗をかくケースが多くみられます。今回紹介した対処法は、手汗を止めるだけではなく全身の汗に効果的なものもありますので、ぜひ試してみて下さい。

手術以外で汗を止める対処方法

「手汗がひどいので握手することができない」「汗で衣服がびしょびしょになってしまう」など、人目を気にしだすと、それがまた緊張につながって余計に汗をかくという悪循環になります。

そうした精神性発汗の多い人は、紹介した「生活習慣の改善」や「リラックスできる環境作り」と併せて、「制汗剤」といった自分でできる手軽な対策から行っていくことが大切です。そうすることで、しっかりと対策しているという自信につながり、精神的な不安の解消にも役立ちます

まとめ

今回は、「自分で手汗を止める対処方法」についてご紹介しました。

代償性発汗のリスクや費用面を考えると、手術による治療は現実的でないという方も多くいます。緊急を要する場合を除いては、まずは自分で治す方法から試していくのが良いでしょう。

手は日常生活で頻繁に使う部位であることから、手汗は悩みの原因になりやすいものです。生活への支障を感じている場合には放置することなく、ぜひ改善に向けて手汗と向き合っていきましょう。