いざという時に手汗が止まらない…。そんな時に役立つ「手汗用の制汗剤」の中でも、特に有名なのが「ファリネ」です。
多汗症で手汗ベタベタの管理人も実際に試してみたので、今回は、ファリネの効果と、使用した感想についてまとめます。
ファリネは本当に効く?手汗用制汗剤の効果と使用した感想
手汗の悪影響
手汗で手のひらがベタベタだと、様々な場面で不便な思いをすることがあります。
- 恋人と手がつなげない
- 字を書く時に紙がふやけてしまう
- スマホの画面が汚れる
- 手汗が不快で勉強や仕事に集中できない
例をあげたらきりがありませんが、手汗の悩みは確実に生活の質を下げてしまいます。一つ一つは小さな悩みでも、これらが積み重なることで、だんだんと自分への自身すらなくなっていってしまうのものです。
手汗のやっかいなところは、緊張や不安などの精神的ストレスと密接に連動している点です。そのため、重要な場面ほど手汗が止まらなくなってしまい、不便な思いをすることになります。
手汗の対策
多汗症などで症状が重い場合には、手術で手汗を止めるという選択肢もあります。しかし、手術には代償性発汗という副作用があることを忘れてはいけません。たとえ、手のひらの汗が止まったとしても、体の別の場所から多く汗が出て苦しむようになるケースも多くあるのです。
かといって、手汗は放置していても治るものではありません。実際に、手汗を気にするあまり、恋人との関係が上手くいかなくなったり、他人にからかわれるのを恐れて引っ込み思案になってしまったという人も多くいます。日頃から手汗で不便を感じている場合には、早めに対策を考えておくことが大切です。
手汗専用の制汗剤 「ファリネ」
手汗が多い人向けに、「手汗専用の制汗剤」というものが販売されています。中でも有名なのはファリネという商品で、パウダータイプのため、つけた瞬間からサラサラの手のひらにすることができます。
管理人も手汗がベタベタなので、実際に買って試してみました^^;
関東在住で、注文の2日後に到着しました。
実際に使用した感想
開封してみるとこんな感じです。
見た目はすごくシンプルです。人に見られても制汗剤とはバレないでしょう。サイズは5㎝×5㎝程度で、持ち運びには便利です。
パフを手のひらにポンポンと叩くと制汗剤のパウダーが出てきます。広い範囲にサッとつけやすく、ドバッと出てしまったりしないので、すごく便利です。フタの上面はミラーになっています。
パウダーが目立ったりしないかと不安でしたが、入念につけても見た目ではまず分かりません。
ファリネの効果
実際に使ってみた感想としては、つけた直後から手のひらの汗が抑えられ、サラサラした質感になります。
表現しにくいので、ファリネを塗った手と塗っていない手を、それぞれ紙に30秒ずつ押し当ててみました。
1. ファリネをつけていない手(右手)
手のひらの部分が湿気でゆがんだり、指先などは濡れてしまっています。
2. ファリネをつけた手(左手)
画像だと分かりにくいですが、手のひらと第一関節のあたりまでは湿気でゆがんでいます。ただ、ファリネを付けた方は汗の量が圧倒的に少ないですし、指先が濡れることもありませんでした。
右手と左手の汗のかき方が全然違うことにビックリです。管理人の場合、ファリネは効果があったといえます。
ただし、注意点もあります。
それは、「効果の持続時間」です。管理人は多汗症でずっと手汗が出続けるので、3、4時間ほどであまり効果を感じられなくなってしまいました。汗の量にもよりますが、一日中サラサラにしておきたい場合には、何度か塗り直す必要があると思います。
ファリネは、すぐに効果が出るのが良いところなので、デート前や試験前など、いざという時用に使うのが良いでしょう。
ファリネをおすすめしたい人
実際に使った感想として、ファリネをおすすめしたいのは以下のような人です。
- いざという時にサッと汗を止めたい人
- 多汗症の手術はしたくないという人
- 外出先でも手軽に対策をしたい人
重要な場面では事前に制汗剤を塗っておくことで安心感を得られます。緊張や不安で手汗を多くかいてしまう場合には、心の支えにもなってくれるでしょう。
ただ、個人的な感想としては、他の制汗剤と比べて効果の持続時間が短いようにも感じました。手汗用の制汗剤にはいろいろなものが販売されていますので、自分に合ったものを探してみると良いでしょう。